街中に大音響で鳴り響くコーランや、商店の強引な呼び込み、トルコ人のエキゾチックな体臭も今日で最後とか思うと、愛おしく思えます。
寝台車でブルガリアのソフィアへ向かうため、国鉄の駅へ。
ところが「国際線はレノベーションの為無期限で閉鎖中」の案内が!!
急遽バスで行くことに。
旅行社が集まるスルターナメットへ行くといいということで、ようやく時間の遅いバスのチケットをゲット。
50リラ(3000円)ひそかに寝台車での移動を楽しみにしていたのですが、バスも評判がよいので楽しみです。
お気に入りのトルコの原宿へフニクラ(トゥネルの最新版)で移動。
セルフサービスのトルコ料理屋さんで。
ピーマンのピラフ詰め、ピラフ、かぶ?の煮付け?マッシュルーム。
トルコのご飯は薄味のものが多いように感じます。
セルフでお手軽なのですが、パンチはありません。
15リラ(1000円)
昨日お友達になった御曹司が、ここは見るべきと言っていたエミノニュのモスク?ジャミィへ。
ブルーモスクの壁は青で有名ですが、こちらはすべてタイル張りとして有名なんだそうです。
とても古くてこじんまりとして素敵なモスク。
しばしお祈り。
壁はすべてこんなタイル。
その後は御曹司に教えてもらった生活雑貨の問屋街へ。
雰囲気は500年前に韓国の問屋街があったらこんな感じかな?という雰囲気。
トルコでは韓国との共通点をたくさん発見できます。
問屋街ではいった天然石のアクセサリーショップで激安のトルコ石など購入。
一個2リラ120円)
ここでであった店員のお友達のジハンさんのお店へ。
ジハンは超個性的なキャラクター。トルコ人にしてはめずらしい少しシャイなジハン。
アクセサリーを作るのが本当に楽しくて仕方がない! 感じがにじみでて、セールストークも歌ったり踊ったりしているよう。
決して押し付けてくるわけではないのに、不思議となんだかどんどん購買欲が沸いてきてしまいます。
ジハンマジックにかかり、あれよあれよと素敵なネックレスを3点購入。
数千年の歴史あるトルコ商人の極意を学んだ気がします。
帰りはホテル近くの老舗らしきおかしやさんKOSKAで、アーモンドプードルを使用しているのか、ほろりととろけるような食感の不思議なお菓子などを購入。
5.5リラ(330円)
11時出発に合わせてオトガルバスセンターへ。
フロントガラスに亀裂が大きく入っていますが、それ以外は快適なバスです。
テレビもついています。
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出発前に腹ごしらえ。
バスセンター価格とあって街中の1.5倍ほどのお値段です。
よくわからないまま持ち金コインが足りませんでしたがおまけしてもらってつくってもらったナンに炭焼きチキンとサラダをはさんでくるりと巻いてある物。
バスセンターというのにいちいち炭火で焼いてくれるところにトルコ料理の真髄を感じます。
例によってパンチはありませんが、滋味深い味。
やはりマヨネーズがほしいです。
AM2時ごろトルコとブルガリアの国境に着きました。
高速道路の料金所のような場所で
乗客はみんな降りて出国。
大きなDUTY FREEショップがありました。
その後再びブルガリア側で入国審査。
国境警備でしょうか入念にバスの中をライトを当ててくまなく審査していました。
乗客に少し不安がよぎった一こま。
一昔前までは東ヨーロッパはとても遠い存在だったので、冷戦時代のことを思うと感慨深いです。
なんやかんやと出入国に1時間ほどかかり無事一路ソフィアへ。
バスの中ではお水、お茶やお菓子が振舞われます。
途中高速道路や田舎道を通り、いくつかの町で乗客を降ろします。
バスにはトイレがない為乗客を降ろしたところでトイレに行っても良いか聞いたところ、閉まっているとのこと。
仕方なく睡眠に戻ったところ、ふと「Come on!」と起こされ親切にガソリンスタンド併設のファーストフード店でトイレを借りてくれました。
他にも女の子のために高速道路で一時停車してくれたりと、とてもフレンドリーな雰囲気。
何もないブルガリアの風景。
「約束の木」
と勝手に命名。
きっとここで数々の約束が交わされたかと思います。
バスの国際ステーション。
陸続きのヨーロッパならではですね。
朝8時。とてものどかな風景。
アンティークのようにかわいいチンチン電車が走っています。
相当古そう。
ホテルは6000円ほどで、日本だとヒルトンのようなクラスのホテルでカジノやプールやスパがあります。
この旅ではブルガリアが一番バリュアブルになりそう。
有名なバラのオイルでマッサージをしてもらえるそう。
疲れた体をゆっくりリフレッシュできそうで楽しみです。
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